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新学習指導要領・移行措置の解説

小学校は2020年度から、中学校は2021年度から新学習指導要領が始まります。ここでは、新学習指導要領のポイントを解説するとともに、新学習指導要領開始に先立ち2019年度以降の移行措置内容のポイントと、教材と併用するための移行措置対応資料をご紹介します。

新学習指導要領のポイント

新学習指導要領を、教科、および小学校・中学校に分けたガイドとしてまとめました。 以下のリストからPDF資料をダウンロードし、
ご利用ください。

  小学校 中学校
国語 国語pdf 国語pdf
算数・数学 算数・数学pdf 算数・数学pdf
理科 理科pdf 理科pdf
社会 社会pdf 社会pdf
英語 英語pdf 英語pdf

【見本】

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移行措置内容のポイント

新学習指導要領の開始に先立ち、2018年度から移行措置が実施されています。ここでは、2019年度、2020年度に実施される移行措置内容をまとめました。

小学校

小学校は、2020年度から新学習指導要領が始まり、2019年度には以下の移行措置が実施されます。
●…追加項目、◎…省略項目

教科 学年 2019年度
国語 4年・5年 ●新学習指導要領の漢字を学習…4年には都道府県名の漢字25字が追加
【都道府県名の漢字】
5年から移動(4字) … 賀,群,徳,富
6年から移動(1字) …
中学から移動(20字)… 茨,媛,岡,潟,岐,熊,香,佐,埼,崎,
滋,鹿,縄,井,沖,栃,奈,梨,阪,阜
算数 4年 ●メートル法 …………………………… 面積に関するメートル法を学習します。
●小数を用いた倍 ……………………… 現行の教科書で扱っている教科書会社もあります。
●簡単な場合についての割合 …………数量の関係を倍を使って比べる方法を学習します。
5年 ●メートル法 …………………………… 体積に関するメートル法を学習します。
●速さ …………………………………… 2019年度は、5年生・6年生がともに学習します。
◎分数×整数,分数÷整数 …………… 2020年度からは、6年生で学習します。
理科 4年 ◎光電池の働き ………………………… 2020年度からは、6年生で学習します。
5年 ◎水中の小さな生き物 ………………… 2020年度からは、6年生で学習します。
6年 ◎電気による発熱 ……………………… 2021年度からは、中学2年生で学習します。

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中学校

中学校は、2021年度から新学習指導要領が始まり、2019年度と2020年度には以下の移行措置が実施されます。
●…追加項目、◎…省略項目

教科 学年 2019年度
国語 1年 ●都道府県名の漢字20字を学習
数学 1年
●素数の積………………………………… 2019年度と2020年度は、1年生・3年生がともに学習します。
●累積度数………………………………… 高校数学から移行してきた内容です。
◎誤差や近似値、a×10nの形の表現 2021年度からは、3年生で学習します。
理科 1年
●2力のつり合い ……………………… 2019年度と2020年度は、1年生・3年生がともに学習します。
●自然の恵みと火山災害・地震災害 2019年度と2020年度は、1年生・3年生がともに学習します。
◎水圧 …………………………………… 2021年度からは、3年生で学習します。
教科 学年 2020年度
国語 1年・2年 ●都道府県名の漢字20字を学習
数学 1年 2019年度の移行措置内容に加えて
●統計的確率 …………………………… 2020年度は、1年生・2年生がともに学習します。
2年 ●四分位範囲、箱ひげ図 ……………… 高校数学から移行してきた内容です。
理科 1年 2019年度の移行措置内容に加えて
●動物の仲間…………………………… 2020年度は、1年生・2年生がともに学習します。
◎圧力…………………………………… 2021年度からは、2年生で学習します。(水圧は3年生です。)
◎葉・茎・根のつくりと働き ………… 2021年度からは、2年生で学習します。
2年 ●放射線の性質と利用………………… 静電気と電流のところで、少し内容が付加されます。
●自然の恵みと気象災害……………… 2020年度は、2年生・3年生がともに学習します。
◎生物の変遷と進化…………………… 2021年度からは、3年生で学習します。

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2019年度 移行措置対応資料と移行措置対応方法

小学 国語

読む・書く漢字 に対応する移行措置対応資料(PDF)を掲載しています。
以下よりダウンロードして、読む・書く漢字 と合わせてお使いください。

移行措置内容 移行措置対応資料
4・5年 都道府県名の漢字
(新学習指導要領で4年生に移動となる漢字)

4年は、商品に印刷物もはさみ込まれています。

●移行措置対応方法●

  • 読む・書く 漢字
  • 【4・5年】
    都道府県の名産品や名所を知りながら、
    楽しく都道府県名の漢字を学習できます。
    学習時期に決まりはありません。
    16ページの冊子になりますので、
    季節講習など使いやすい時期にご使用ください。

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小学 算数

小学問題集コア、コアキューブ、算数ドリル、力がつく計算ドリルに対応する移行措置対応資料(PDF)を掲載しています。
以下のリストよりダウンロードして、お手持ちの教材と合わせてお使いください。

移行措置内容 移行措置対応資料
小学問題集コア
コアキューブ
算数ドリル 力がつく計算ドリル
4年 簡単な場合についての割合(追加)
小数を用いた倍(追加)
 
5年 速さ(追加)
分数×整数,分数÷整数(省略)

5年は、商品に印刷物もはさみ込まれています。

●移行措置対応方法●

以下に、各資料を使用するタイミングや省略する問題を、教材別にまとめてあります。
●は追加項目,◎は省略項目です。

  • 小学問題集コア
    コアキューブ
  • 算数ドリル
  • 力がつく計算ドリル
  • 【4年】

    ●簡単な割合
    ・第7章 単元13の後で、移行措置対応資料をお使い下さい。

    ●小数倍
    ・本誌の第12章 単元24の例題4をお使い下さい。

    【5年】

    ●速さ
    ・第7章 単元15の後で、移行措置対応冊子をお使い下さい。

    ◎分数×整数,分数÷整数
    第8章 単元19は省略して下さい。
    第8章の「つよくなろう」「章末問題」「チャレンジ問題」
    において、「分数×整数,分数÷整数」の問題は省略して下さい。
  • 【4年】

    ●簡単な割合
    ・Book2 単元⑥の後で、移行措置対応資料をお使い下さい。

    ●小数倍
    ・Book4 単元⑫の55、56をお使い下さい。

    【5年】

    ●速さ
    ・Book3 単元⑨の後で、移行措置対応冊子をお使い下さい。

    ◎分数×整数,分数÷整数
    ・Book5 単元⑭は省略して下さい。

  • 【4年】

    ●簡単な割合、小数倍
    どちらも、ドリル要素の低い内容であるため、
    移行措置対応の必要はありません。

    【5年】

    ●速さ
    ・単元40の後で、移行措置対応冊子をお使い下さい。

    ◎分数×整数,分数÷整数
    ・単元 54~58、76は省略して下さい。

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小学 理科

小学問題集コア、小学校のまとめウィルにおいて、移行措置に伴い省略する内容を、以下にまとめてあります。

  • 小学問題集コア
  • 小学校のまとめ ウィル
  • 【5年】

    ◎水中の小さな生き物
    第3章 単元8「水中の小さな生き物」は省略してください。

    【6年】

    ◎電気による発熱
    第8章 単元19「電流による発熱と利用」2 電熱線の太さと発熱 は省略してください。

  • ◎電気による発熱
    単元15「電流と電磁石」
    ・p.58 3 電気の利用 (1) 電気の利用 の3行目
    「太い電熱線ほど発熱する量が大きい」は省略してください。
    ・p.61 <電気の利用> (1)~(3) は省略してください

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中学 数学

ウイニング、ワイド版ウイニング、ウイニングスプラウト、ウイニングPlus、みにつく数学、新ワークに対応する移行措置対応資料(PDF)を掲載しています。以下よりダウンロードして、お手持ちの教材と合わせてお使いください。

移行措置内容 移行措置対応資料
ウイニング
ワイド版ウイニング
ウイニング
スプラウト
ウイニング
Plus
みにつく数学
1年 素数の積(追加)
累積度数(追加)
誤差や近似値(省略)
a×10nの形の表現(省略)
新ワーク
東書
新ワーク
啓林
新ワーク
学図
新ワーク
教出
新ワーク
大日
新ワーク
数研
新ワーク
標準

●移行措置対応方法●

以下に、各資料を使用するタイミングや省略する問題を、教材別にまとめてあります。
●は追加項目,◎は省略項目です。

  • ウイニング
    ワイド版ウイニング
  • ウイニングスプラウト
  • ウイニングPlus
  • みにつく数字
  • ●移行1 「素数の積」

    単元5 「正負の数の利用」の後にご使用ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元27 「資料の活用」の後にご使用ください。

    ◎単元27 p.211「近似値と誤差・有効数字」
    p.212大問4,p.213大問4,p.214大問2
    p.221大問5

    は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    単元6 「正負の数の利用」の後にご使用ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元27 「資料の活用」の後にご使用ください。

    ◎単元32「近似値、有効数字」は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    単元5 「正負の数の利用」の後にご使用ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元27 「資料の活用(1)」の後にご使用ください。

    ◎単元28 p.191テーマ4「近似値」・テーマ5「有効数字」
    p.192大問3,p.193大問3,p.194大問3・4
    p.195大問3・4・5, p.196大問2,p.197大問4

    は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    21回 「正負の数の四則(3)」の後にご使用ください。

    ●移行2 「累積度数」

    88回 「資料の活用(4)」の後にご使用ください。

    ◎90回「近似値、有効数字」は省略してご使用ください。

  • 新ワーク
    東書
  • 新ワーク
    啓林
  • 新ワーク
    学図
  • 新ワーク
    教出
  • 新ワーク
    大日
  • 新ワーク
    数研
  • 新ワーク
    標準
  • ●移行1 「素数の積」

    単元4  p.27テーマ22「正負の数の利用」の後にご使用ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元18 p.154テーマ3「相対度数」の後にご使用ください。

    ◎単元18 テーマ7「近似値」
    テーマ8「有効数字」
    p.158大問1㋓,4,5 
    p.159大問2,3
    p.160大問1㋓,大問5

    は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    単元4  p.29テーマ25「正の数・負の数の利用」の後にご使用
    ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元18 p.149テーマ4「相対度数」の後にご使用ください。

    ◎単元19 テーマ11「真の値の範囲」
    テーマ12「有効数字」
    p.158大問1㋔~㋖,5
    p.159大問4
    p.160大問1㋕~㋗,4,5

    は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    単元4  p.23テーマ22「数の集合と四則」の後にご使用ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元20 p.154テーマ7「相対度数」の後にご使用ください。

    ◎単元20 テーマ8「近似値と誤差」
    テーマ8「有効数字」
    p.158大問3,4
    p.159大問1
    p.160大問1㋓~㋔,4

    は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    単元4  p.27テーマ24「正の数、負の数の活用」の後にご使用
    ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元18 p.151テーマ4「相対度数」の後にご使用ください。

    ◎単元19 テーマ8「近似値と誤差」
    テーマ9「有効数字」
    p.158大問4,5
    p.159大問1,2
    p.160大問1㋓,5,6

    は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    単元3  p.23テーマ23「正の数、負の数の利用」の後にご使用
    ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元17 p.150テーマ5「相対度数」の後にご使用ください。

    ◎単元17 テーマ8「近似値と誤差」
    テーマ9「近似値の表し方」
    p.152大問2,3
    p.160大問2,3

    は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    単元4  p.27テーマ26「正の数、負の数の利用」の後にご使用
    ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元18 p.151テーマ4「相対度数」の後にご使用ください。

    ◎単元19 テーマ8「近似値と誤差」
    テーマ9「有効数字」
    p.158大問1㋓,5,6
    p.159大問2,3
    p.160大問1㋔,5

    は省略してご使用ください。

  • ●移行1 「素数の積」

    単元4  p.27テーマ22「正負の数の利用」の後にご使用ください。

    ●移行2 「累積度数」

    単元18 p.154テーマ3「相対度数」の後にご使用ください。

    ◎単元18 テーマ7「近似値」
    テーマ8「有効数字」
    p.158大問1㋓,4,5 
    p.159大問2,3
    p.160大問1㋓,大問5

    は省略してご使用ください。

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中学 理科

ウイニング、ウイニングスプラウト、新ワークに対応する移行措置対応資料(PDF)を掲載しています。
以下よりダウンロードして、 お手持ちの教材と合わせてお使いください。

移行措置内容 移行措置対応資料
ウイニング ウイニングスプラウト
1年 2力のつりあい(追加)
自然の恵みと火山災害・地震災害(追加)
水圧(省略)
中学理科pdf 中学理科pdf
新ワーク
東書
新ワーク
啓林
新ワーク
大日
新ワーク
学図
新ワーク
標準
中学理科pdf 中学理科pdf 中学理科pdf 中学理科pdf 中学理科pdf

新ワークは、商品に印刷物もはさみ込まれています。

●移行措置対応方法●

以下に、各資料を使用するタイミングや省略する問題を、教材別にまとめてあります。
●は追加項目,◎は省略項目です。

  • ウイニング
  • ウイニングスプラウト
  • ウイニング

    ●2力のつり合い

    3章 身近な物理現象 単元13「力のはたらき」 四角3 力の表し方(5)
    に移行措置対応資料を付加してお使いください。

    ●自然の恵みと火山災害・地震災害

    4章 大地の変化 単元16「地震」まで学習した後で、
    移行措置対応資料をお使いください。

    ◎水圧

    3章 身近な物理現象 単元14「圧力」四角2 水の圧力 は
    省略してください。
    強化学習5「圧力」、図表整理「身近な物理現象」、用語③、
    記述③ の中の水圧に関する問題は省略してください。
  • ウイニングスプラウト

    ●2力のつり合い

    3章 身近な物理現象 単元24「力の大きさとばねののび」
    を学習した後で移行措置対応資料をお使いください。

    ●自然の恵みと火山災害・地震災害

    4章 大地の変化 単元27「マグマと火山」~単元30「地震の原因」を学習した後で、移行措置対応資料をお使いください。

    ◎水圧
    3章 身近な物理現象

    単元26「水圧」、特集7「水圧」、章のまとめ⑶大問5
    は省略してください。

  • 新ワーク
    東書
  • 新ワーク
    啓林
  • 新ワーク
    大日
  • 新ワーク
    学図
  • 新ワーク
    標準
  • ●力のつり合い

    3 身のまわりの現象 単元13 の後で、移行措置対応資料を
    お使いください。

    ●大地の変動による恵みと災害

    ・4 大地の変化 単元15 4 火山活動による災害
    単元16 3 地震と災害

    に、移行措置対応資料を付加してお使いください。

    ◎水圧

    3 身のまわりの現象 単元14 2 水中ではたらく力
    は省略してください。
    重要実験のトレーニング② は省略してください。
  • ●自然からの恩恵と自然災害

    活きている地球 単元6 2 地震が起こるしくみ・地震による災害
    に、移行措置対応資料を付加してお使いください。
    活きている地球 単元7の後で、移行措置対応資料を
    お使いください。

    ●力のつり合い

    光・音・力による現象 単元17 の後で、移行措置対応資料を
    お使いください。

    ◎水圧

    光・音・力による現象 単元18 2 水中の物体にはたらく力 
    は省略してください。
    重要実験のトレーニング 3 例題2 水圧,例題3 浮力
    は省略してください。
  • ●力のつり合い

    3 身近な物理現象 単元13 の後で、移行措置対応資料を
    お使いください

    ●自然環境がもたらす災害とめぐみ

    4 大地の変化 単元15 の後で、移行措置対応資料を
    お使いください。
    4 大地の変化 単元16 地震とは何か
    に、移行措置対応資料を付加してお使いください。

    ◎水圧

    3 身近な物理現象 単元14 2 水圧と浮力
    は省略してください。
    重要実験のトレーニング③ 例題2 水圧,例題3 浮力
    は省略してください。

  • ●力のつり合い

    A-2 身のまわりの現象 単元8 の後で、移行措置対応資料を
    お使いください。

    ●自然の恵みと災害

    B-2 変動する大地 単元15 、単元16 の後で、移行措置対応資料をお使いください。

    ◎水圧

    A-2 身のまわりの現象 単元9 2 (1)水圧、(2)浮力
    は省略してください。
    重要実験のトレーニング④ は省略してください。

  • ●力のつり合い

    3 身のまわりの現象 単元13 の後で、移行措置対応資料を
    お使いください。

    ●大地の変動による恵みと災害

    ・4 大地の変化 単元15 4 火山活動による災害
    単元16 3 地震と災害

    に、移行措置対応資料を付加してお使いください。

    ◎水圧

    3 身のまわりの現象 単元14 2 水中ではたらく力
    は省略してください。
    重要実験のトレーニング② は省略してください。

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